
お金は生活にとって非常に重要
実際にお金は生活にとって、非常に重要であることは言うまでもありません。
もちろん、これはなかなか子供のころにはわからないことであり、自分でお金を稼ぐようになったり、家族を養うようになったことでようやくわかることになります。そして、毎月のお給料で生活を回していくことになるのです。
そんな中でも喫緊の支出や想定外の支出によって、金策に走られなばらないことがあるのではないでしょうか。
私の場合、特に大変だったのは独身時代に友人の結婚式が毎月続いて交通費やご祝儀、二次会の費用などがかさんで、お金が立ちゆかなくなったことです。買い物であれば、クレジットカードでうまく翌月に回すことができますが、こうした冠婚葬祭はキャッシュでお金が必要になるのでクレジットカードでの支払いというわけにはいきません。
それもご祝儀で3万円、交通費用で2万円となると当時のお給料からいうと、ほとんどその月はお金が使えないという事になるわけです。もちろん、カードキャッシングなどであ金利を支払うようなことはしたくありませんでした。
ということで私の場合は当時付き合っていた彼女から少しお金を借りるようなことも行っていました。
ギャンブルや遊びではなく、どう頑張っても支払えないお金なので彼女から金策をしてもらって、ボーナス時にまとめて返すというなんとなくわけのわからない構図ができあがっていました。しかし、社会人になってまで両親に金策を求めることもできませんので、これはこれでよかったのかなと思っています。
私の周りにもこうした金策方法をとっていた人間は数多く、とにかく冠婚葬祭ほど厳しいものはありません。
そして結婚して出産をして、子供ができてからは学費でしょうか。
特に私立に通わせるとなると4月にまとまったお金が必要になります。正直、きちんと貯蓄をしていても、長期的なプランで貯蓄をしていて、すぐに使えるお金であることは少ないのでこうした時に困るわけです。ですから、貯蓄や投資、保険を考える時にもとにかく常に手元に一定以上のお金を残しておかないと金策に困るということになるわけです。
私自身は家族と相談のうえ、常に100万円はすぐに使えるお金を残したうえで貯蓄や保険預金などを考えようということにしています。こういった防衛策をきちんと考えとかないと何を行うときにも不安が先に立つことになります。
少しでもこうした経験が共有できるようになれば、良いのではないかと思います。